仲間の声 ~メンバーの体験~ Yさん

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今年(以前)の8月よりGAIAのスタッフをしているYです。今回の自己紹介を兼ねて、ガイア入寮前後から現在までを書かせていただきます。

ちょうど3年前、僕は薬物で底をつき、神奈川県にあるアルコール依存症の病院に入院しており、もう後1ヶ月で病院のプログラムを終えて、退院という頃でした。あの頃は家族を巻き込み、薬物で商売も失敗していたので、退院したら直ぐにでも働いて、少しでも遅れを取り戻さなければと焦っていました。
しかし、病院の先生も家族も全く違う考えで、「依存症」というのはもっと深刻な問題だから、施設に入ることを強く勧められていました。もちろん、そんな事は直ぐには受け入れられませんでしたが、他に自分一人では社会復帰する自信もなく、自分でも施設を探してみました。その中で「行ってみたい」(自ら進んでではありませんが)と思った施設が琉球ガイアでした。特にこれといった趣味も無かったので、色々と新しい事が出来ると思ったからです。

入寮は2年前の1月から5月まででした。しかし思っていたよりも身体は動かないし、今思うとなかなか仲間との人間関係というのも、簡単には築けなかったといのが率直な感想です。その頃は、地元で家族で暮らしていくのは、様々な点で無理だと思い、家族の援助で半年間だけ家賃を出してもらい、ガイアの近くにアパートを借り、隔週休2日で働きながら、休みなど空いてる日や、仕事が終わった後にはガイアに顔を出す、という生活を8ヶ月ほどしていました。入寮中に、趣味と呼べるものを身につけられなかったので、もっと入寮していたかったと言うと嘘になりますが、何とかして施設と関わっていたい、と言う時に施設長よりスタッフ研修の誘いを頂きました。ただ、研修費はもう家族からの援助は出して貰えなかったので、その後5ヶ月ほど本土で出稼ぎをして研修費を貯め、研修に入りました。今でも研修費を貯められたのは施設のプログラムや自助グループのお陰だと思っています。

研修を通じて感じた事は、入寮・通所の時とは違った「自分の役割」・・・逃げられない立場で仲間のサポートをしていくのは経験が無かったので、「あっという間」の大変な日々でした。ただ入寮や通所の時と違った眼で、施設長や先輩スタッフ、そしてもちろんGAIAの仲間達から学ぶ事が沢山ありました。

現在、研修も終わり正式にスタッフとして関わり始めたばかりですが、研修の時よりも、もっと責任を持って行動しようという自覚が出てきました。今は家族との関係もある程度回復してきて、経済的にも家族から自立でき、GAIAでの「役割」の様な物も見つけて行きたいと思っています。最近では、このニューズレターの編集もそのひとつです。
日々、「自分もまだまだだな」と言う感じですが、今までのGAIA入寮や自助グループへの通所経験を生かし、スタッフとして自分の回復・成長とともに仲間の回復のサポートに励んで行きたいと思っております。

 

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