GAIA女性ハウス Mさんが体験談を書いてくれました

こんにちは。私は今まで色々な種類の薬物を使ってきました。中学生になった頃から自分に自信が無くなり、私にとって薬物は現実を見なくても良い魅力的な存在でした。その時は周りの子も使っているし、若気の至りだからそのうちに使わなくなっていくだろうと深刻に考えずに暇つぶしに使ったりする程度でした。やがて毎日のように使うようになり、薬なしでは生活が送れなくなってしまいました。

身も心もボロボロになり、自分の状態もよく分からくなった私は「もう薬物を止めることが出来ないのでは」という恐怖心が込みあげてきました。それでも「薬物なんてその気になればいつでも止められる」と自分自身をごまかし、目の前の快楽に溺れ薬物を使い続ける日々を過ごしていました。

その時は依存症という言葉も知らなかったし、もちろん自分が病気になっているとも考えていませんでした。

薬物を使い続け、どうしようもなくなった私は家族に助けを求め、GAIAに繋がることになりのですが、施設のイメージは傷の舐めあいをする場所だとか、悪い仲間と出会いもっと薬物の知識を覚える場所なんじゃないかと不安でした。しかし実際入寮してみるとイメージとは違い笑顔の仲間も多く明るい雰囲気で、薬物を止めるにはこの先苦しいことばかりだと決めつけていた私は正直すごくびっくりしました。

私はGAIAに2度入寮することになるのですが、始めの入寮では泣いてばかりでした。仲間たちの笑顔も好きじゃなかったし、心配して声をかけてくれる仲間に対しても煩わしく思い、3カ月経っても心を開くことがどうしても出来ませんでした。そして「これだけの期間薬物を使ってないし、地元に戻っても使わずに生きていける!」という自信も出てきて、仲間やスタッフに反対されるなか地元に帰ることにしました。今思い返すとその頃の私は自分が依存症だと認めることが出来ていなかったんだと思います。

しかし地元に戻り一週間もすると薬物の事しか考えられないようになりあっさり再使用してしまいました。その薬物も全然楽しめず、罪悪感で一杯になりながらも入院するまで止めることが出来ませんでした。結果3カ月入院することになるのですがこれがきっかけで「真剣に薬物を止めたい!」と思うようになりGAIAに再入寮することにしました。

再入寮しても初めのころは、仲間といることも嫌!新しいことをするのも嫌!とにかくすべてが嫌!という感じでまだまだ心を開くことが出来ませんでしたが、そんな私にも仲間は話しかけてくれたり、ウォーキングやジムのプログラムに一緒に行こうと誘ってくれたりと優しく声をかけてくれました。頑なだった私の心も少しずつ打ち解け、仲間と会うことにワクワクするようになり、一緒にプログラムに参加することを楽しめるようになりました。

そして現在クリーンが1年2ヶ月になります。GAIAに入寮してよかったことはたくさんあります。笑顔が増えたこと、素直に話が出来るようになったこと、自立を目指して中々できなかった親離れが出来そうなこと、何より一緒に止めていく仲間と出会えたことです。あんなに嫌いだった仲間たちも今では私自身の成長に欠かせない大切な存在になったのです。

 

今年6月、GAIA女性ハウスを退寮しアルバイトをしながら通所でお世話になっています。アルバイトをしながらGAIAに通うのは思っていた以上に大変でアルバイトを休みがちになることもありますが、何とか頑張っています。地元に戻って以前と同じことを繰り返すのは絶対に避けたいし、私自身薬物を止め続けるためにまだまだ仲間の助けが必要で安全だと思い沖縄に残ることを決めました。まだまだ私自身変えていかないといけないところやチャレンジすることがたくさんありますが、これからも仲間と一緒に笑顔で楽しみながら薬物を止めていきたいと思います。そして仲間に支えられてばかりだった私もいつか仲間の支えになれるようになったらうれしいです。

 

最後に薬物でボロボロになっていた私を見捨てずに今でもサポートしてくれている家族に感謝をこめて終わりたいと思います。

ありがとうございました。

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