「全ての人に回復のチャンスを・・・」

_MG_9481

「全ての人に回復のチャンスを・・・」

琉球GAIA 代表理事 鈴木 文一

ここ最近の傾向としては、全国的に危険ドラッグの取締規制が厳しくなってきたこともあり、危険ドラッグの相談件数は減少してきています。ただ、処方薬乱用については未だ相談件数の3割を占めるほど深刻な状況が続いています。

私自身、日々依存症相談を受けていて感じることは、後遺症や精神疾患を患った仲間が、近年非常に増加傾向にあること、それに反して安全な居場所(前述に対応したリハビリ施設等)が少ないということです。 また以前からGAIAが抱える課題として、そうした仲間達に対してどのような形でサポートしていくことが効果的なのか?ということが挙げられます。

現在は嘱託医である「かいクリニック」の稲田 隆司先生をはじめ糸満晴明病院の諸先生方と綿密な連携を取りながらサポートを行っていますが、上記のような問題を抱えた仲間たちへの、より良いケアの実現には、スタッフのスキルアップは勿論のこと、今まで以上に専門家の方々との連携が不可欠だと感じています。

回復には「居場所」が確保されることが何よりも重要となります。その回復の拠点となる「居場所」が確保され、その居場所の中で「所属感」を持ち、仲間の中で「許される・認められる」体験を得て、その人のペースでなにか物事に「チャレンジ」し、そのチャレンジが「成就」する「成功体験」が回復には欠かせない必要材料となってきます。

GAIAでは後遺症や精神疾患を患った仲間たちに対しても、安心できる「居場所」を提供できるように、今まで以上に多くの援助職者の方々と連携を深め、一人ひとりの状態により一層付き添える環境を整えていく事が急務だと考えています。それが私たちGAIAの理念である「どのような問題を抱えている薬物依存症者にも回復のチャンスはある」を実現するために必要なことだと確信しています。

皆様におかれましても「依存症からの回復は可能」ということを心から感じてもらうために、是非【家族会】にご参加頂き一人でも多くの回復した仲間、ご家族と出会って頂きたいと思います。

私たちの理念である「どんな薬物依存症者にも回復のチャンスは必ずある」を今後より一層実現していくために、これからも回復の島・沖縄から希望のメッセージを発信し続けていきたいと思います。

お問い合わせバナー