治療につなげるには?

依存症の問題を抱えるご家族の方にとっては、本人を治療につなげることが一つ目の大きなポイントとなります。信頼できる援助職者と出会い、親密に連絡を取り合って、現状を確認し合いながら、焦らずに進めていく事が重要です。  

1. コミュニケーションの改善

家族が薬物・アルコール・ギャンブル依存症という病気を知って、回復のためにこれから努力をしていこうと決意をした後は、本人とのコミュニケーションを変えていく必要があります。なぜなら、家族が本人に対して働きかけるときに、どんなに家族がよく勉強して本人の回復のために役立つような提案をすることができるようになっても、家族と本人との関係が緊張に満ちていて、顔を合わすとお互いに言い争うような状況では、せっかくの提案が本人の耳に届かないからです。家族が本人の回復を応援するためには双方のコミュニケーションを良好に保っておくことが重要になります。 

2. 本人へ治療に関する提案をする準備

薬物・アルコール・ギャンブル依存症の特徴として、「自分から進んで治療を受けたがらない」ということがあります。多くの家族にとって、本人に治療の提案をして受け入れてもらうことは非常に困難を伴うでしょう。それでも家族にできることはたくさんあります。決してあきらめず、少しでも本人が治療を受け入れる可能性を高めるために、必要な準備はきちんとしてから提案を行うことが必要です。
例えばどこでどんな依存症治療を行っているのかなど、各地域の相談機関を把握しておくことも重要です。
たとえばどこでどんな依存症治療を行っているか地域の資源を把握しておくことも必要です。

3. 誰に相談すればよいのか?

治療に関する提案やタイミングなど、様々な問題について相談できる専門の援助職者と連携をとることが問題解決の鍵となります。
当センターが考える援助職者・施設選びにおいて重要なポイントとは以下の通りです。

  • 第一に援助職者・施設スタッフが健康的かつ健全なこと。
  • 談者に対して【伴走】する意識を持っていること。
  • 高圧的でコントロール性の強い施設、援助職者は避けること。
  • 相談者の置かれた状況に共感を持ち、回復を信じられること。
  • 一つの回復イメージに無理やりはめ込もうとする援助職者・施設は避けること。
    病状は同じでも、回復のしかたは千差万別です。 

一度で成功しなくてもがっかりすることはありません。成功しなかったときは、その経験をきちんと振り返り、次のチャレンジに活かすようにしましょう。チャンスは繰り返しやってきます。

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