実績

治療実績

当センターでは、利用者の回復過程や入寮生活を終えた後の様子を把握するための調査研究を行い、サポートの品質向上に努めています。
データ収集期間:平成19年9月~25年8月
対象条件:1ヵ月以上の入所、かつ退所して1年が経過している方々。

施設入所中の生活状況

入所者の平均入所期間は9.1ヶ月でした。

入所3ヶ月時点のアンケート調査の結果をみると、入所者の62%が「施設での生活を有意義に過ごせている」と回答していました。

また、約9割が週に数回以上の割合で自助グループに参加できていました。

更に、心理検査(POMS)による評価では、入所時に比べて、3ヶ月後は気分感情の状態が改善する傾向があることがわかっています。

1年予後及び予後の関連要因

施設を退所してから1年後の薬物使用状況をみると、1年後も薬物を使うことなく生活できている人の割合は55%、1年以内に再使用をした人の割合は36%でした。

残りの9%は、施設で1年後の様子が把握できていない人たちです。

1年後の断薬率が5割であるというこの数字は、低いと感じる方がおられるかもしれません。

しかし、GAIAの利用者は、今回はじめて施設に入所する人が非常に多く、「薬物依存症からの回復には通常複数回の治療を受ける必要がある」といわれていることを考えると、初回のプログラムでこの数字は決して低くないと考えています。

1年以内にまた薬物を使用してしまう人の特徴としては、入所までにアルコールを常用していた期間が長いこと、それから、入所3ヶ月が経過してもなかなか気分感情の状態が改善しにくいことなどがあげられます。

このような特徴をもつ人は、慎重にじっくりとプログラムに取り組むことが安全です。

 

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